山に行ってきた話 どこまでも続くなだらかな稜線と高山植物と【平標山-仙ノ倉山縦走】
全国三日坊主の皆さんこんばんは!
またしても更新ご無沙汰となりまして、6月に登った平標山の話を8月にすることとなりますがまぁみてやってください。
今回登ったのは平標山!新潟と群馬の県境にあり谷川系列の主脈の1つです。標高は1983mと中級クラスです。しかしその気象条件の厳しさから2000m未満にも関わらず森林限界を超える山となっており厳冬期ともなればなかなかハードな山となります。ハイシーズンは6月から10月くらいにかけてでそのなだらかな山容と高山植物を楽しむべく、たくさんのハイカー達で賑わいます。
この日の出発は8時30とやや遅めのスタートとなってしまいました。駐車場につくと車は満車で臨時駐車場が用意されるほどでした。
駐車場から少し歩いたところに登山口が今回のコースはここから松手山を通り林道に降りる周回コースとしています。この日は大丈夫でしたが朝1や夕方などは熊に気をつけてくださいね。
さてさて、ここからなかなかの急登を1時間ほどかけて登ります。景色は特になく、黙々と鍛錬です、、、登山道は整備されているのでとても歩きやすいです!
しばらく歩くとこのような鉄塔がでてきます。松手山までここからあと1時間、、、。
さらに登ります。
松手山までくると景色が開けます!景色があるとモチベーションもあがってきますねー!しかし山頂付近に雲、、、これは、、、。
ここから景色を眺めつつゆっくり1時間くらい登っていきます。そして僕は気づくのです、
雲海だー!どうやら先ほど見えていた雲を越えたようです!こんな景色みれたら頑張らないわけにはいきません。早いとこ山頂を目指します。
そんなこんなで山頂です!登山口より3時間ほどでの到着です。そしてここから新たな選択肢が現れます。「そういえばこの先に仙ノ倉山が、、、」実は去年も平標山には登ったのですがその際は体調不良でなくなくここで降りてしまったのです。なので今回はリベンジ!
仙ノ倉山を目指すことにしました。
歩いて真っ先に目に入るのがこの光景!どうですか!なだらかな稜線とこの雲海、どこまでも歩ける気がしますね。
高山植物もたくさん咲いてました!心なしか女性が多くいた気がしたのは皆さんこれが目的ですかね?平標山から仙ノ倉までは片道1時間ほど、時折あるアップダウンを歩いていきます。
それにしても本当に素晴らしい景色が続きます。天気にも恵まれてよかったです。
そんなこんなで山頂です。仙ノ倉は2000mを越えてます!そして山頂から少ししたとこまで歩くと
谷川岳へと続く稜線が。新潟から登って群馬の谷川岳につく。この稜線にはロマンがつまってますね。いつの日か大縦走をしてみたいものです。
さて、あまりまったりもしてられません、片道4時間かけてしまったので急いで降ります。
ここから先は疲れ果ててなにも写真撮ってません(笑)帰りは長い林道歩きがあるので心が折れかけます、、、。
16時に駐車場に帰ってきました!リベンジ成功ということでかなりの達成感です!
次回はいよいよ北アルプスに!天気良いといいな〜、次こそ早めのブログ更新を、、、。
お時間ある方はまたみてやってください。ではでは。
山に行ってきた話 残雪期の天狗だけを歩く
全国三日坊主のみなさんこんばんは、最後の更新から二ヶ月という事実から目を背けつつ新たな気持ちでブログを書きたいと思います。実はこっそり山に登っていたのです、山に登るのは実に三ヶ月ぶりのことで登れるかどうか不安でいっぱいでしたのでゆるふわ登山で体を慣らそうと思ったのです。
そこで今回登ったのは八ヶ岳北部に位置する天狗岳に登ってきました!
二つのピークをもち、標高は2600mとなっています。登山道は比較的整備されており比較的歩きやすいことから「森林限界超えたい!」って方におすすめです。
今回の僕の行程は以下のとおりです
5月27日 天候 快晴 気温8度
8:38唐沢鉱泉登山口発 中山峠を経て西天狗岳山頂を登り、東天狗岳を越えて黒百合ヒュッテ経由で下山する周回コース。
11:30には山頂を踏み、黒百合ヒュッテでお昼休憩をとり、14;40には下山しました。
唐沢鉱泉はこんな感じ、駐車場は一応ありますがたくさん停めれるってわけでもないです。
歩き始めるとこんな感じ、黙々と樹林帯を歩きます。大体2時間くらいはこんな道が続くのです、ですがご安心を!
こんな感じで苔が楽しめます!苔良くないですか?なかなかフォトジェニックな素材の一つだと思うんですね。八ヶ岳の良さの一つだと思います。まぁ苔と新緑を楽しみつつ歩くこと早2時間半、西天狗岳の山頂につきます。
快晴、快晴って正義ですよね。僕天狗岳は今回が3度目になるのですが景色を拝めたのは今回がお初なのです、、、。
良さしかないですね。南八ヶ岳の勇ましい姿が拝めます。さて、そこから歩くこと20分、あっという間に東天狗岳につきます。
東天狗より西天狗をのぞむ。
ん〜いいですね〜控え目に言って最高の景色です。さて、お腹もすいたので黒百合ヒュッテを目指します。僕は毎回バーナーを持っていきホットサンド焼いたりコーヒー沸かしたりと楽しむタイプなのですが久々の登山、バーナーに火がつかない、、、このままではお昼ご飯が、、、そんな時、黒百合ヒュッテがあるじゃない!ということで急いで目指します。
道中通る天狗の奥庭、幻想的ですね。
そして歩くこと1時間、ようやく黒百合ヒュッテです!小屋撮るの忘れました、、、
外観はとてもきれいでメニューも豊富!
お洒落なケーキとかも売ってます。
僕はここでおはぎをいただきました。糖分は正義。
休憩もほとほどに下山します。
この時僕を待ち受ける試練があるとも知らずに、、、。
この先ほとんど写真を撮る余裕もありませんでした。黙々と2時間近く樹林帯を歩くのですが、雪!ゴリゴリに雪が残ってるのです!しかもツルツルのアイスバーンときて滑りに滑る。「軽アイゼン」をつけるか悩んだのですが川の上の石を足場に歩く道が連続するのでアイゼンでは不安定と判断し今回はノーアイゼンで歩きました。本来そんなに川を歩くことは無いはずですが雪解けの影響でかなり増水していたというのもありますね。しかし滑る滑る、こんな時、「チェーンスパイクがあれば、、、」そんなことを思いながら歩きに歩いて、
やっと下山です、つかれた、、、山ってこんなにしんどかったっけ?なんて考えながら自分の体力の落ち具合に愕然としました(*_*)
まぁリベンジ成功景色もよしときたので結果から言うと大勝利です!
余談ですが今回は山にはじめてフルサイズを持っていったのですが「重い!重いよこれ!」ずーっとミラーレスで歩いてきたのでしんどく感じました、、、とはいえそこはフルサイズ、撮れた絵は凄くいいですね。
色々と持ち方とか考える必要がありますが、
今回の山行は色々と勉強になりました!
久々に行ったけどやはり山はいい、、、次は
もっと早くブログ更新できるように頑張ります!
また読んでいただけると幸いです!
山に行こうよ!(山選び編)初心者に登ってほしい3つの山
こんばんは!yasupandaです!準備編から少し間が空きましたが装備はそろいそうですか?まぁ山に関しては聞くより登って足りないと感じたものを買い足していくのがいいと思います、最初から完璧にそろうってことはまずないかなぁと思います。^^;
そんな今回は山選びについいてです!さぁ登るぞ!っていってもまずはどこに登ったらいいの?ってなりますよね、ここでは僕が登った中で道も明瞭でコースタイムも短めのおすすめの3つの山のお話をしたいと思います。
と、その前に 自身で山を選ぶ上で何を基準に選んだらいいかのお話を少し。
まずは「コースタイム」です。
景色がいいから!といっていきなり森林限界超えの山を選んだりすると体力が続かず途中リタイヤなんてことになりかねませんからね。厳しい話、体力ってのはなかなかつくものではありません。なのでコースタイムの短い山から徐々にコースタイムを伸ばしていき、自身の体力がどれほどあるのかを知りましょう。
片道1時間→片道1時間半→片道2時間という形でステップアップするのがいいと思います。
では、コースタイムの見方ですがいろいろやり方があるのですが確実なのは「山と高原地図」を見ることです。
コースはもちろん時間も記載があり最もオーソドックスな地図です。これを元にコースタイムを見るのも一つですね。次に「ヤマレコ」です。
簡易ブログ、情報共有サイト、のようなもので直近のコース状況などが写真つきで見ることができたりしてとても便利です。コースタイムも平均値で見ることができます。
あとはアナログな話ですが、250m登るのに1時間という計算の仕方があります、あくまで目安ですけどね、登山口の標高と山頂の標高を事前に調べてその標高差から時間を出すこともできます。まぁ中には標高差400m登るのに2時間以上かかる場合もあったりするので絶対の計算ではないのですが、、、。調べていく中で標高差がそこそこあるにもかかわらずコースタイムが短い場合は急な登りが続くという見方もできます。
次に「コース難度」ですが
最初か岩場満のとこに行くなんてことにはならないと思いますが、自分がどんな山に挑もうとしてるのかはよく調べたほうがいいと思います。それハイキングなのかトレッキングなのか登山なのか、というところですね。
「え、なにか違うの?」ってなったら覚えておいてくださいね。
ハイキング→トレッキング・軽登山→登山→アルパイン
易 → 難
ざっくりこんな感じで明確な決まりはないみたいですけどね。
靴やウェアを選ぶときにもメーカーから説明書きみたいなのがありませんでしたか?「夏季のトレッキングに最適~」とか、きちんと自身のやりたいことと装備選び、山選びはしていきましょう!
さて、前置きも長くなりましたが僕が独断と偏見で選んだ「初心者に登ってほしい3つの山」です!
まずはド定番ですが「高尾山」です!
もっといい写真があればよかったのですが、、、。
「え~高尾山」ってなった人、まぁまぁそういわずに 笑 高尾山はいい山ですよ!
都心から近く、比較的低いリスクで登ることができます。また、売店なども多く観光しながらの山登りが楽しめます。コースタイムは片道1時間ほどです。コースはいろいろあるのですが1号路はアスファルトで舗装されておりとても歩きやすいです。「物足りないなぁ」となった方は6号路で下山するのがいいと思います。雰囲気ががらりと変わり「登山道」って感じになります。帰りはリニューアルされた高尾山駅前の温泉に入るといいと思いますよ!^^
では次は「那須岳」です!
別名「茶臼岳」とも言われ標高は1917mで百名山にも数えられます。この山は火山になるので木々が生えておらず眺望はかなりいいです!「岩だらけで険しくない?」確かに岩が多く落石や転倒気をつけてもらったほうがいいですが難易度としてはそこまで高くありません。ロープーウェーがあるので降りてから1時間ほどで山頂に登ることができます。景色もよく登りやすいことからかなりお勧めです!地熱や風の強さから積雪は少なめで四月下旬か五月には登り始めることができると思います。
最後に少しステップアップになりますが「谷川岳」です。
谷川岳は1977mで山頂は二つあります。百名山にも数えられており、僕の好きな山の一つです!標高は2000m以下でありながらその過酷な環境から森林限界を超えており一年通して絶景が拝めます。ロープーウェーがあるので比較的登りやすく片道2時間半ほどで上記二つの山に比べてややレベルります。しかし人気の山になるのでコースは明瞭で冬場や悪天候時を除けば比較的歩きやすい山でかなりお勧めです!
以上が僕のススメる3つの山です!ほかにもいい山はたくさんあるのですが今回は
このあたりで、また読んでいけると幸いです。
今回のおまけです。(冬季谷川岳)
山に行こうよ!(準備編)
こんばんは!日に日に暖かい日も増えもうすぐ登山シーズン突入ですね!僕もわくわくが止まらないです^^さて、今回は山に登る前に装備のお話です!
これから山に登るにあたってやはり準備は欠かせません、登る山によっては本格的な装備が必要ない場合もあるのですが、一般的に山に登る上で必要なもののお話をしたいとおもいます。
「山には何が必要なの?」
山にも三種の神器とよばれるものがあります。それは
「靴」「雨具」「ザック(バッグ)」です!この三つは欠かせません!
まずは「靴」ですが、スニーカーではだめなの?ときかれれば絶対だめとはいいません。登山にルールはありませんからね、、、ただスニーカーが歩きやすいのは街での話、山では強度がなく、岩で足を痛やすかったり、すべりやすかったり、防水性がないなどデメリットのほうが多いです。それにくわえて登山靴は防水性があり、足を痛めにくくできており、山では強い味方です。ではなにを選んだらいいのか、靴選びにおいて重要なのは足に合うかどうかです。足に合わないものを履き続けると足を痛めてしまいます。登山洋品店などで試し履きはしたほうがいいですね。あとは完全防水ののです、急な雨にも安心です。相場は3万~5万円ほどと買うには勇気の要る金額ですね^^;
ただ、「おしゃれは足元から」ならぬ「山は足元から」だと思います、なんなら装備の中で一番お金をかけるべきだと僕は思います!僕が最初に使ったのはこれです!
モンベルは比較的安価で装備が揃うことが多いのでおすすめです!
次に「雨具」です。いわゆるレインウェアですがピンからキリまであるのですが、完全防水のものを選びましょうちなみにレインウェアは雨はもちろん風も防げるので山では防寒具としても重宝します!レインウェアを選ぶ上でポイントとなるのは、「防水性」「透湿性」「携行性」です。防水性は文字通りなのですが山においては透湿、いわばムレにくさも重要で、ムレて汗をかくと山では一気に体温が奪われてしまいますあとは携行性ですがバッグに入る荷物は限られているのでできるだけコンパクトになるものが望ましいです。価格は1.5万円~3.5万円程です。
僕が好きなのはマウンテンハードウェアというメーカーのもので、よく「ゴアテックス」という防水素材が有名ですがマウンテンハードウェアは独自の防水素材を使用しており、低価格化や動きやすさを追求しています。
最後に「ザック」です。ここに関してはデザインで選んでもいいんじゃ、、、というのが僕の見解です^^;ただよく悩むとことしては「容量」なのではないかと思います。20L、30L、40Lといろいろありますよね、日帰り登山であれば25L~35Lぐらいのものがいいかと思います。小さすぎればもちろん荷物が入れきらないですし大きすぎるとザック自体が重荷になってしまいます。あとは背負いやすさとかいろいろありますが個人的には「かっちょいいの」選んだらいいと思います 笑 価格は8千円~2.5万円ほどです。
個人的には渋デザインで容量も程よくてかなり好みです!
以上が三種の神器になるのですが、その他にも実際に山に行く際は行動食料、飲み物、地図やエマージェンシーキットなどがあるといいかと思われます。
準備編はここまでとして次回は山選びのお話をしたいと思います!お付き合いいただきありがとうございました。
はじめましてのごあいさつ
はじめまして!yasupandaと申します!大学2年のときに山にハマり、その1年後カメラもはじめました、まだまだぺーぺーですが初心者的経験則をこのブログでは綴っていきたいと思います!あくまで個人的主観の話が多くなると思いますがよろしくお願いします(ーー)どうぞ温かい目で見てやってください。